プレスリリース

2017年01月23日

IoT特化型セキュリティソリューション「ZingBox」を国内で初めて提供開始

~マシンラーニング技術により、リアルタイムでの異常検知やリスク管理を実現~

 

ソフトバンク コマース&サービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:溝口 泰雄、以下「ソフトバンクC&S」)は、産業インフラへのサイバー攻撃による情報漏洩リスクの高まりなどを背景に、IoTデバイスの保護に特化したセキュリティ製品を提供するZingBox(ジングボックス)社(本社:カリフォルニア州マウンテンビュー、CEO:Xu Zou(シュウ・ゾウ))と販売代理店契約を締結し、法人向けのIoT特化型セキュリティソリューション「ZingBox」の取り扱いを2017年2月10日から開始します。

 

「ZingBox」は、企業で使われているIoT(IIoT)デバイスとその通信の状況を可視化することができる新しいセキュリティソリューションです。マシンラーニング技術によって、監視対象のネットワーク内に存在するIoTデバイスの棚卸し、分類、動作把握を自動で行い、リアルタイムでの異常検知やリスク管理を実現します。

 

[注]
※ インダストリアルIoTの略。工業や産業分野でのIoT。

 

ZingBoxのインターフェース(デバイスの一覧)

ZingBoxのインターフェース(デバイスの一覧)

 

ZingBoxの特長

  1. IoT環境やデバイスの把握に特化したマシンラーニング技術を備えています。これにより、デバイスの分類やデバイスごとの正常動作を自動で識別・学習し、本来の動作からのずれを特定して異常を検知します。
  2. ZingBoxは仮想化ソフトウェアとして提供されます。デバイス側へのエージェント導入は不要で、既存のIoTデバイスへ負荷をかけることなく導入可能です。
  3. 任意でのポリシー作成・適用も可能で、他社製ファイアウォールとの連携により不正通信をブロックする機能も備えています。

 

[注]
※ 対応機器:Palo Alto Networks PAシリーズ、Fortinet Fortigateシリーズなどを予定(2017年1月時点)

 

対象IoTデバイスおよびシステムの例

  1. 製造業

    監視制御システム(PLC、SCADA)

  2. 医療/ヘルスケア

    監視制御システム、各種医療機器(CTスキャン、生体情報モニター、輸液ポンプ)

  3. 一般企業

    Web会議システム、監視カメラ、プリンター、IP電話、シャドウデバイス

  4. ビル、商業施設

    監視カメラ、ビーコン、ビル管理システム(空調、照明、火災感知器など含む)

  5. 金融

    監視カメラ、監視制御システム、ATM端末

  6. 重要インフラ

    監視・制御システム、交通制御システム

 

今後、ソフトバンクC&Sは、ZingBoxをはじめとしたさまざまなIoT関連商材・サービスの提供を行い、IoTビジネスに注力していきます。

 

提供開始予定日

2017年2月10日

 

製品の詳細

製品紹介サイト(別ウィンドウで開きます)

 

イベント開催について

インダストリー4.0をキーワードに、欧州、米国の製造業界や医療業界のIoT化が進む中、日本をはじめとするアジアでも、今後早いスピードでのIoT化が予想されています。今回、ZingBoxの提供開始にあたり、セキュリティのスペシャリストが企業におけるIoT特有のセキュリティ課題を徹底解説するセミナーイベントを、以下の日程で開催します。

日程 開催地 イベント名 会場
2/23(木) 名古屋 IoT World Conference Nagoya 2017
セッションタイトル
「IoTのセキュリティ脅威とは?マシンラーニングによるIoTセキュリティ対策」
JPタワー名古屋ホール&カンファレンス
2/24(金) 大阪 IoT特有のセキュリティ課題を徹底解説!
~IoTに特化したマシンラーニング技術による最新のセキュリティソリューション「ZingBox」~
ホテル阪急インターナショナル
2/28(火) 東京 IoT特有のセキュリティ課題を徹底解説!
~IoTに特化したマシンラーニング技術による最新のセキュリティソリューション「ZingBox」~
ANAインターコンチネンタル

 

お申込みはこちら

 

[注]

※ ソフトバンクC&Sは「IoT World Conference Nagoya 2017」に協賛しています。

 

ZingBox社について

ZingBoxは企業向けにIoTのセキュリティソリューションを提供しています。ZingBoxのIoT保護技術は、既存のネットワーク帯域へ負荷をかけず、クラウドベース、エージェントレス、シグネチャレスのソリューションであり、機械学習を用いてIoT資産をリアルタイムで可視化し、保護します。
ZingBoxは2014年、ネットワーク、大規模データ、IoT、およびセキュリティに関して深い専門知識を持つ、シリコンバレーのベテランによって創設され、2016年には米国のIT専門誌「Network World」で最もホットなセキュリティスタートアップ企業の1社に選ばれました。
本社はカリフォルニア州マウンテンビューにあります。

ホームページ(別ウィンドウで開きます)

 

ZingBox社からのエンドースコメント

CEOのシュウ・ゾウ様より以下のコメントをいただきました。
「ZingBoxの革新的なアプローチは、IoTセキュリティ課題の本質的な対策を提供し、製造業、医療・ヘルスケアをはじめ、さまざまな企業におけるITおよびOT管理者の効率的かつセキュアなIoT運用を可能にします。私たちはソフトバンクC&SにZingBoxをご評価いただき、販売代理店契約を締結できたことを心より光栄に思います。今後、ソフトバンクC&Sと一緒に日本のお客さまにIoTをセキュアに利活用できる環境を提供してまいります」

 

製品に関するお問い合わせ

ソフトバンク コマース&サービス株式会社
ICT事業本部 ICT営業本部 プラットフォーム販売推進統括部 ネットワーク販売推進部
E-mail sbbmb-sbn_security@g.softbank.co.jp

 

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